トヨタ式 カイゼンの会計学
「トヨタ式 カイゼンの会計学」のレビュー・感想

【星7つレベル,時間の概念を取り込んだ管理会計で新しい考え方を提唱】
トヨタOB田中氏が時間に対する管理会計上の疑問を,東大モノづくり経営研究センター(藤本隆宏教授)の研究員として著書にまとめています.ここで提唱されている『Jコスト論』はトヨタの『ジャストインタイム』を定量化し,トヨタ式モノづくりの妥当性をより客観的・定量的に示そうとしています.感覚では分かっていた過去の取り組みを数値化した点(暗黙知から形式知への典型的な置き換え例)に本書の価値がうかがえます.
具体的に示されていることには,現状のモノづくりの常識を覆す話が多々織り込まれています.大ロ...

【う〜ん】
一理あるんですが
経費×時間はちょっとウエイトが過剰じゃないでしょうか。
コストを過大視して逆に投資機会を失うリスクもあるような気がします。
せめて割り引き現在価値くらいが妥当であるような気がします。

【馬と豚】
馬と豚の簡単な例で展開している。
制約条件、変動条件などが入っていないので、基礎を理解するだけ。

【タイトル負けでは?】
あのトヨタの強さの秘密が会計的に明かされる。とかなり期待して読んで見ましたが、がっかりでした。
現在価値の概念は簿記一級レベルでも理解できます。
スループット会計も真面目に勉強すれば知っています。原価計算基準に当て嵌めにくいスループット会計をトヨタではどうやって監査法人に納得させているのか?
それを詳しく解説すればタイトル通りなのに惜しいですね。
また、トヨタの闇の部分であるQC活動を定時後に、行っていた事実を無かった事にして改善を語られても説得力に欠けるのでは...
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