ブッダが考えたこと―これが最初の仏教だ
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ブッダは何を考えたか。
「レコーディング・貪瞋痴」がゴータマ・ブッダの仏教
おもしろいのだが・・・
知性の教え
発売日:2004-11-16
ランキング:16768位

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「ブッダが考えたこと―これが最初の仏教だ」のレビュー・感想


【ブッダは何を考えたか。】
■ブッダは何を考えたか?

今回の主題である、「ブッダが考えたこと」であるが、自分の認識を非常に改めることになった。小さい頃からお釈迦様とはということを叩き込まれてきたハズなのに、お釈迦様の無とは、仏教という宗教の枠組みからは本来はうかがい知ることができない事なのである。通常、仏教とは大乗仏教と小乗仏教に大別されると認識していた。それが、結婚してはいけないなどの禅宗的な世界観と、肉等を食しても良いという世界観に分かれていたという認識だったが、実際はどちらもハズレており、どちらもあたり...

【「レコーディング・貪瞋痴」がゴータマ・ブッダの仏教】
本書は、ゴータマ・ブッダが仏教を開いた根拠となる独創性を、輪廻のメカニズムのパラダイム変換であるとする。すなわち、輪廻の原動力が「欲望」という常識的なものではなく、「根本的な生存欲(渇愛、癡、無明)」であることを発見し、欲望の滅に用いた思考停止型の瞑想や苦行では生存欲の滅ができないことを明らかにしたことである。意外なことに、「生存欲の滅」には「生存欲に気づくこと」だけが必要なのである。気づくための修行方法を、ゴータマ・ブッダは次のように整理している。(p.61〜62)
 1.生存欲の滅に気づく...

【おもしろいのだが・・・】
 面白いのだが、著者の、ほとばしる伝統的な仏教学者への敵意がどうも、欠点となって
読む側に本の説得力をかかせるように感じる。
 伝統的な学者が心から憎いのはよく分かったが、、何か私生活であったとしか思えない。
絶対。。 

 「梵天勧請は人生の角によくある声、ブッダの意識下の声とし聞こえ、その後の数十年を
方便の生として生きた。。」なんてくだり著者の空想としか思えなく、そういう文脈がしば
しば見えるのが難点。
 ぼやけた点を自分の都合によって読み下す、...

【知性の教え】
ブッダの初期の教えは、ラマナ・マハリシ等に代表されるインドの伝統的な手法である単純で素朴な事実の確認を目指す教えである事がわかり、大変感激しました。現在の仏教に関わっている人の中には、道徳的な側面を重視する人もいますし、大乗仏教こそ究極の教えである考える人もいますし、念仏に、禅に一生をささげる方もいます。仏教は、ブッダの初期の教えを超えて、あらゆる教えを吸収した教えの総合デパートになっているのではないでしょうか。どの教えが自分にあうかどうかは、自分が決めるしかありませんが、ラマナ・マハリシの...